気にはなっていたが、'オオミドリシジミ' ・ 'ウラキンシジミ' の探索に力が入ってしまい疎かになっていた 'ミドリシジミ' のポイントに早朝(4:30)から出かけた。 自宅を出た時は快晴であったが、現場だけ大きな雲に覆われていた。 結局動きが無いまま、陽が出るのを待った。 8:30雲が流れた後に、やっと3頭がお目見えです。
'ヤマグワ(山桑) Mulberry [Morus bombycis]' の中、かなり離れた場所で中に入りきれない状況の空抜け、810mm相当で証拠撮り、苦しい今期初見でした。 それでも大きくトリミングしての掲載です。
ミドリシジミ♂(緑小灰蝶)
The Green Hairstreak [Neozephyrus japonicus]
ゼフィルス【Zephyrus】
別な2頭はまったく撮影出来ない所で吸蜜していた。
早々に諦め、例年発生の多い場所に移動、此方でも3頭の姿が見られたが、時折吹く強風に苦しんだ。 やはり '桑の実' で吸汁していた。
強風に煽られフォーカスが安定しない。 近づき桑の枝に刺激を与えてしまったら、一斉に小飛びして高所に上がってしまった。 隙間から少し翅表が覗けた。
風が一時治まると、吸汁に戻る。
そんな繰り返しの中少し開きかけたが、これまでだった。
又、吸汁に戻る、僅かに残った '桑の実' に戻る。 しかも同じ場所。
今回唯一近場に葉止まりしてくれたが、「絵図」が見つからなかった。
此処では撮影できたのは2頭だけだった。
'桑の実' の吸汁は、始まれば一か所でまったく動かない、何回シャッターを切っても同じ「絵図」ばかり、救いは6頭全てオス個体、メスがこれから出るものと期待して早々に引き揚げた。
テンションの張り過ぎで少々お疲れの初見でした。
.....(ノ_-;)ハア….....
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ミドリシジミ追加掲載です。(06/17)
此処での 'ミドリシジミ' は出が遅いのかもしれません。 前回オスばかりの確認で6頭でした。 早朝出動の失敗に、今回はごく普通の時間帯で挑戦です。 過去に早朝、午後、夕方と全ての時間帯で撮影できていました。 早速探索を始めると「
小畔川日記」の '
dandara2さん' ご夫妻もお見えになり合流した。 当初出が悪くそれぞれに探索した。
最初に暗い林の中で '
dandara2さん' が見つけた。 風が強く交替枝を抑えて撮影です。
ミドリシジミ(緑小灰蝶)
The Green Hairstreak [Neozephyrus japonicus]
ゼフィルス【Zephyrus】
少し高い所で翅色を見せつけていた。
開翅したが高い場所、少し離れて撮影したがこれまでだった。
意外と数が出ていたが、その後時間と共に温度が上がり、葉影に潜り込み開翅することが無かった。
陽だまりで見つかったが、風に揺れて体が傾いており、フォ-カスがままならなかったがお気に入りです。
同じように風が強く暗い場所に潜った個体でした。
前回よりも数が多く見られた。 この後 'dandara2さん' ご夫妻とお別れして、 'オオムラサキ' の羽化が始まっている様なので、比企丘陵に向かう。