夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に苞に包まれた花序が一つだけ付く。 苞が破れると5 - 7個前後の花が顔を出す。 花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。 花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。 白花の総称として曼珠沙華と呼ばれているようだが、あえて此処に咲く花達をマンジュシャゲ(曼珠沙華)としてみた。
こんな感じで '黒系アゲハ' が訪花吸蜜してくれる予定なのですが、勿論、希望的願望です。
マンジュシャゲ(曼珠沙華)
Red spider lily [Lycoris albiflora]
きた~!!! 黒い奴、少々距離がある。 慌てて駆けつけ証拠撮り。 ウウッン!! モニターで再生すると 'ジャコウ君' でした。 少しテンションが下がるが、駆けてきた脈拍はそのままです。 黒かったから~,,,,, オマケに花潜りだし~,,,,,
ジャコウアゲハ♂(麝香鳳蝶、麝香揚羽)
The Chinese windmill [Byasa alcinous or Atrophaneura alcinous]
ま~、イイカ? 練習、練習。 少しアップでも撮影。
今度は反対側にも黒いのが飛来、.....ダッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノ..... で駆けつける。 アレレ!!! 又 'ジャコウ君' で、サイズが小さい、 'ホソオチョウ' 位の大きさです。 初めて見ました。
この後まったく飛来せず、暇を持て余す。 遠くで 'アゲハ' が何頭か舞っているが、食指が湧かない。
これまで約1時間、1回だけ 'ナガサキアゲハ♂' が上空を飛んだ。 仕方なく練習で 'ナミアゲハ' を撮影する。 やや群生から離れた場所、咲き始めの、 'マンジュシャゲ' で吸蜜中。 寂しい 「絵図」 ですね。
ナミアゲハ夏型♀(並揚羽・鳳蝶)
The Asian Swallowtail (summer‐morphs) [Papilio xuthus]
小飛びして、少しは華やかの場所で吸蜜です。 クローズアップせず、花の全体を考慮、蕊1本・花弁も全て入れの撮影、連射で撮っていると、ややフレームアウトが多いのが未熟です。 引いてトリミングも考えたのですが、背景がショボクなってしまい、ノーカット版で頑張りました。 結構お気に入りです。
別個体です。 お~!! これこれ!! 燃えるような 'マンジュシャゲ' の中に飛び込んできた。 撮影中はテンションが上がり、疑いもなく「美蝶」と思い連射していたが、PCに取り込むと、ダメージのある個体でがっかりです。
.....待てど '黒系' は現れず、擦れた 'ヒョウモン' 狙いに切り替えです。.....