南西諸島を除くほぼ日本全国に分布する。 雄の翅の表面は美しい紫色に輝くので、この和名がつけられた。 角度によって色変化がおきやすく、本来の紫を表現するのが難しい。 此処では2化の個体だと思う。 春先の1化は撮りはぐれてしまった。 見込みをつけ寄りこんでみたら、発生していた。 どうやら雌の1化と混在の様だ。 早速の雄個体の出現だが色が出ない。
コムラサキ♂(小紫)
The Freyer's purple emperor [Apatura metis substituta]
かなりいい角度に移動してくれたが、まったく色が出ない。
様々なポーズで応えてくれているのだが、発色しない。 回り込めば飛ばれてしまう。
やっとこの角度で、片翅が発色してくれた。 案の定前側に回り込んだら飛ばれてしまった。
此処での個体は、色が薄いのが特徴です。 フィールド・ガイド等で照合すると、雌個体になってしまう。
今度は遠目から前に回り、ゆっくり近づいてみた。 「P構図」にトリミングしての掲載です。
此処での撮影は樹上より 'コナラ'? 'クヌギ'? の根上がりでの撮影が個人的にはお好みです。 多いときは5,6頭で群がります。 まだ新鮮個体が多いうちにリベンジしたい。