'オオミドリシジミ' ・ 'ウラキンシジミ' は今日も空振り。 思い切って 'オオムラサキ' の様子を見に行ってみた。 予定より1日早く羽化したようです。
オオムラサキ♂(大紫)
The Great purple emperor [Sasakia charonda]
'J5' に持ち替え、背景をぼかさない様にきつめにピンをセットし、裏羽の鱗粉構造まで写し込めた。
飛翔体制に入り、自力で飛翔を試みたものの、羽化するのに必要な水分を排出できずに、体が重く落下してしまったのを、有志が葉の上にあげた場面です。 ヨレヨレだった翅が飛翔に耐えられるように伸展させるには翅に網目のように張り巡らされた翅脈を使っていてポンプの様に腹部を緊張させることにより翅脈に体液を送り込んでヨレている翅を伸ばすのだという。
飛翔するには使用済みの余分な体液を放出して減量する必要がある。 おしっこはこの減量行為である。 その後2回飛び立ちはするものの、落下してしまう。 水分でお腹が膨張しているのが解る。 一種の羽化不全であろうか? 翅色にも冴えが無い。
その後どうなったかは確認しないで帰路についたが、もう一度見に行ってみるつもりです。 他所でも羽化の News が伝わってきて、 'オオムラサキ' で里山も賑わいます。